サウジアラビア

(写真協力:サウジアラビア政府観光局)

サウジアラビアは、2019年9月からE-ビザ制度を導入し、世界中からの訪問者に門戸を開きました。

海外からの訪問者は、サウジアラビアの人々の温かいおもてなしや、豊かな遺産、活気に満ちた文化、そしてアブハーの山々から紅海のビーチ、「空虚な4分の1」とも呼ばれるルブアルハリ砂漠の変化する砂まで、多様で息をのむような風景に出会えます。

ビジネスやイスラム教徒の巡礼などを除いて、サウジアラビアはまさに「閉ざされた王国」でした。その王国がビザの解禁にかじを切ったのは、石油に依存しない経済づくりの一環として観光業に力を入れるためです。

写真協力:サウジアラビア政府観光局

サウジアラビアでまず訪れるべきなのが、砂漠の巨大遺産です。

北西部のアルウラにある世界遺産ヘグラの考古遺跡(マダイン・サーレハ)は、かつてこの地域を支配したナバタイ人の古代遺跡です。ナバタイ人の遺跡と言えばヨルダンにあるペトラ遺跡が有名ですが、ペトラの主要な遺跡部分が切り立った岩の谷の中にあるのに対して、こちらは砂漠地帯に忽然と姿を現します。

一帯には巨大な岩を掘って作られた墓などが点在し、その光景はSF映画に迷い込んだかのよう。インスタ映えを狙うなら、赤い夕日が遺跡を照らす夕方がおすすめです。

写真協力:サウジアラビア政府観光局

サウジ第2の都市、ジッダも見所の一つです。この町は紅海に面し、古くから聖地巡礼の玄関口として栄えてきました。

ジッダの魅力はその旧市街です。19世紀後半に建設された商人たちの家屋は窓や扉に装飾が施され、中に入ると往時の暮らしぶりを垣間見ることができます。

文化

歴史的な貿易の中心地であり、イスラム教発祥の地でもあるサウジアラビアでは、豊かな遺産と伝統が形成されてきました。近年、王国は文化的に大きな変化を遂げており、長年受け継がれてきた習慣を今の時代に合わせて進化させています。

言語

アラビア語はサウジアラビアの公用語で、あらゆる取引や公共の場で使用されている第一言語です。英語は王国における非公式の第二言語で、多くの人々が使用しています。すべての道路標識は、アラビア語と英語の2カ国語で表示されています。

リヤドの夜景  写真協力:サウジアラビア政府観光局


モデルコース

Day 1リヤドリヤドご到着
空港にてお出迎え後、ホテルへ
Day 2リヤド■リヤド市内観光
ムラッバ宮殿
伝統的なナジド様式で建設され魅力的なモニュメントでの写真撮影
 
国立博物館
印象的なモダニズム建築の国立博物館
 
マスマク城塞
旧市街の中心部に150年の歴史を持つサウジの歴史的ランドマーク

ランチはフュージョン・サウジ料理のTakyaでお楽しみください
 
世界遺産:ディライーヤのトライフ地区
第1次サウード王国発祥の地、世界遺産であるトライフ遺跡
Day 3リヤド■砂漠ツアー
リヤドの北東の砂漠でのオフロード体験
 
ランチは伝統的なアラビアスタイルの設えです
 
リヤドに戻り、空港へ
空路、アルウラに向かいます
Day 4アルウラ■世界遺産マダイン・サーレ観光
世界遺産のヘグラ、ヒジャーズ鉄道駅を訪れます
 
アシャールバレー
アルウラ・オールドタウン
 
エレファントロック
アラビア語でジャバル・アル・フィルと呼ばれ、高さは52m
Day 5アルウラ■アルウラ観光
ジャバル・イクマ
「公開図書館」と呼ばれるアラビア以前の碑文のコレクション
 
ライオンの墓
 
空路、ジェッダに向かいます
Day 6ジェッダ■紅海アクテビティ
ボートライドとウォータースポーツ
 
クルージング
Day 7ジェッダ■世界遺産アル・バラド観光
ナシ―フの家
王や学者をもてなす厩舎として使われたアラブの家の最初のモデル
アル・バラド地区の素晴らしい歴史を語る家々を巡ります
 
アル・シャフィー・モスクと金市場
 
ファハド王の噴水
Day 8ジェッダジェッダご出発

サウジアラビアの情報はサウジアラビア政府観光局のウェブサイト「訪れてみたい王国、サウジアラビア」でご覧いただけます。

また実際のツアーは海外オプショナルツアーを予約できる現地ツアー専門サイト「VELTRA(ベルトラ)」もご参考までに。